毛穴の黒ずみができる原因とは?効果的なケア方法&おすすめ商品を紹介
2020.11.5 お悩み日頃のケアを怠っているわけではないのに、30代になってから毛穴の黒ずみが気になり始めたということはありませんか?
毛穴の黒ずみが気になると、すっぴんへの自信が持てないだけでなく気分も落ちてしまいがち。「ポジティブに充実した毎日を送るためにも、毛穴の黒ずみを何とかしたい!」と感じる方も多いのでは?
そこで今回は、毛穴の黒ずみの原因と効果的なケア方法、そして特におすすめな酵素洗顔の商品をご紹介。原因やケア方法を理解して、毛穴美人を目指しましょう!
目次
毛穴の黒ずみができる原因とは?
毛穴の黒ずみの主な原因は、皮脂や古い角質が毛穴に詰まってできた角栓。また、毛穴の乾燥なども要因の一つとなり、複合的に毛穴の黒ずみを引き起こしてしまいます。
ここでは、これらの原因をより詳しくチェックしていきます。
角栓の酸化
実は毛穴の黒ずみには、ターンオーバーも大きく影響しています。
ターンオーバーとは、古くなった角質(細胞)が剥がれ落ちて新しい角質(細胞)と入れ替わる肌の代謝のサイクルのこと。
皮膚の奥のほうでは日々新しい細胞が生まれ、形を変えながら表面に近いほうへ徐々に押し上げられていきます。そして、古くなった細胞は最終的には垢となって自然に剥がれ落ちる、というメカニズムです。細胞が生まれてから剥がれ落ちるまでのサイクルは、一般的には約6週間といわれています。
皮膚の表面と同様、毛穴の中でもターンオーバーは行なわれています。ターンオーバーによって毛穴の中で剥がれ落ちた角質や皮脂が毛穴に詰まると角栓ができ、これが毛穴の黒ずみの原因に!
といっても、正しく洗顔して角栓をオフすれば問題はありません。問題なのは、毛穴に詰まった角栓を放置して酸化させてしまうこと。
本来、角栓は白っぽい色をしているのでそれほど目立ちませんが、そのまま時間が経って酸化することで黒くなり、毛穴の黒ずみが目立ってしまうのです。
乾燥による過剰な皮脂分泌
皮脂が過剰に分泌されると、毛穴が詰まりやすくなり角栓や毛穴の黒ずみを引き起こす原因に。過剰な皮脂分泌と聞くと、いわゆる「オイリー肌」の方が気を付けるべきだと思いがちですが、そうとは限りません。
乾燥すると、肌を守るために皮脂が分泌され水分を保ちます。そのため、「乾燥肌だから皮脂は少ない」というわけではなく、むしろ皮脂の過剰分泌に気をつけなければいけないのです。保湿ケアを怠ると、肌がテカりやすくなってしまうのはこのため。肌の保水力が低下すると皮脂の分泌が促されるので、乾燥肌ではない方も同様に、肌の乾燥には注意が必要です。
また、乾燥を招くのは保湿不足だけではありません。年齢を重ねるとともに肌の保湿力が落ち、乾燥しやすくなって過剰な皮脂分泌につながります。
心理的ストレス
心理的なストレスが毛穴の黒ずみを引き起こすのでしょうか?意外かもしれませんが、ストレスは自律神経の乱れを引き起こし、ターンオーバーやホルモンバランスが乱れ、過剰な皮脂分泌につながります。
ターンオーバーが乱れると肌の代謝サイクルも乱れ、古くなった角質が剥がれ落ちずに留まる期間が長くなることに。これにより、毛穴の中に角質が溜まって角栓ができやすくなるのです。
また、皮脂の分泌は男性ホルモンが増えることによって増加します。心理的ストレスで自律神経が乱れて交感神経が優位になると、男性ホルモンが増えて女性ホルモンのエストロゲンが減少。過剰な皮脂分泌を引き起こしやすくなります。
このように心理的ストレスは、肌のバリア機能の低下を引き起こし、敏感でトラブルを起こしやすい肌状態にしてしまうのです。
毛穴の乾燥
肌のコラーゲンや、コラーゲン同士を結び付けるエラスチンという成分が減少すると肌が乾燥しやすく、毛穴まわりの角質が固くなってしまいます。この状態を放置すると、結果的に毛穴のまわりに角質がたまり、黒ずんでいるように見えるように。
毛穴の黒ずみケアには保湿が重要
毛穴の黒ずみはさまざまなことが原因で引き起こるとされています。そのため、たくさんのケアをしなければいけないと思いがちですが、まずは「入念な保湿」を行なうことで、それぞれの原因にアプローチすることができるのです。
毛穴の黒ずみを和らげるには、毛穴の乾燥ケアが大切。上記の通り、肌の乾燥は毛穴のまわりに角質がたまり黒ずんで見えてしまう状態を引き起こします。入念に保湿をすることで角質を整え、黒ずみをしっかりと防ぐことができます。
普段から皮脂の量が多い方でも、乾燥した結果皮脂の過剰分泌を起こしたり、ケアのしすぎで余計に肌を乾燥させてしまったりするケースも。入念に保湿を行ないましょう。
また、保湿は肌のバリア機能のサポートにも有効です。肌の保水力が上がると、肌の表面を清潔に保ち、外部からのダメージから肌を守ることができます。そのため、心理的ストレスによる肌のバリア機能の低下を補ってくれます。
コラーゲンやエラスチンは保湿成分の一つ。これらが減少することにより肌のハリが失われて毛穴の乾燥を引き起こすので、しっかりと保湿をすることでコラーゲンやエラスチンの役割をフォローすることになります。毛穴まわりの肌が固くなるのを防ぎ、肌を滑らかにするためにも保湿はしっかり、入念に。
毛穴の黒ずみの原因である肌のダメージを招く可能性もあるNGケア
ケアの仕方によってはかえって毛穴の黒ずみを助長させてしまうケースも。
この項目では、ついついやってしまいがちだけど、やってはいけないNGケアをご紹介します。
クレンジング&洗顔のやりすぎ
落としきれなかったメイク汚れは毛穴に詰まって角栓の原因になるので、しっかりとクレンジング、洗顔をしなければいけないのはその通りなのですが、1日に何度もクレンジングや洗顔をすると、必要な皮脂まで洗い流してしまうことに。
その結果、皮脂の分泌は多いのに部分的に肌が乾燥するオイリードライ肌になってしまったり、バリア機能の低下を招いたりすることも。
クレンジングや洗顔はやりすぎず、クレンジングは夜のみの1回、洗顔は1日2回を目安にしてみて。
ゴシゴシこすって洗顔する
ゴシゴシこする洗顔も肌に必要な皮脂を落としてしまい、乾燥を招くので悪循環に。また、摩擦によって角質層が傷ついたり、古い角質が毛穴に詰まったりするおそれもあります。
クレンジングはくるくると円を描くようになじませ、洗顔はたっぷりの泡で優しく、こすらずに洗い流しましょう。すすぎ残しも黒ずみの一因となるので、丁寧に洗い流すことも大事です。
熱すぎるor冷たい水での洗顔
洗顔の際の水温も、毛穴の黒ずみケアでは気を付けておかなければいけません。
皮脂を溶かしだそうと水温を熱くしすぎると、必要な皮脂まで落としてしまい、乾燥を悪化させてしまう可能性も。
また、逆に毛穴を引き締めようと冷水で洗顔をすると、毛穴が閉じてしまうので汚れを洗い残してしまうこともあります。
洗顔は、熱すぎず冷たすぎない、ぬるめの温度がベスト。
毛穴の黒ずみに効果的なケア&予防方法
NGケアの内容を踏まえながら、続いては毛穴の黒ずみに効果的なケアや予防法を確認してみましょう。
洗顔方法を変える
前の項目でご紹介したNGケアのような洗顔をやってしまっている方は、まず洗顔方法を見直してみて。以下に、正しい洗顔方法をご紹介します。
1.洗顔の前には、蒸しタオルや浴室の蒸気で温め、毛穴を開く
蒸しタオルは、薄手のフェイスタオルを固く絞り、レンジで1分ほど温めて用意します。
※熱くなりすぎないよう気をつけて!
2.毛穴が開いたらクレンジングオイルなどで優しく汚れを落とす
ゴシゴシこすらないよう優しくなじませて。
3.洗顔料を手のひらで泡立て、泡で優しく洗う
クレンジングと同じく、こすらないよう注意です。時間をかけすぎると肌へ負担をかけるので手際よく洗顔するのがポイント。
4.洗い残しのないようにしっかりと洗い流す
肌に刺激を与えないよう、ぬるま湯で洗い流しましょう。
生え際や小鼻のわきに泡が残っていないかチェック。
5.拭くときはタオルで押さえるように水気を取る
拭くときにもゴシゴシするのはNGです。優しく押さえるように水気を拭きとって。
上記のような正しい洗顔方法に見直すとともに、洗顔料にこだわることも毛穴の黒ずみ解消に有効です。洗顔方法を変えても毛穴の黒ずみが解消されないといった場合は、酵素洗顔がおすすめ。酵素には皮脂やたんぱく質を分解する作用があるので、従来の洗顔料よりも毛穴の奥の皮脂を洗い流しやすくすることができます。
酵素洗顔について詳しくは、あとの「黒ずみでお困りの方は酵素洗顔がおすすめ」の項目でご紹介します!
洗顔・入浴後はすぐに保湿
毛穴の汚れを落とした直後は毛穴が開いた状態になっており、特に乾燥しやすくなっています。そのため、洗顔や入浴をしたあとは、すぐに保湿するよう心がけて。
特に乾燥が気になる方は、肌の表面だけでなく角質層まで浸透する化粧水や油分が多めの保湿クリームがおすすめ。パックをケアに取り入れるのも効果的です。
紫外線対策を徹底
紫外線は肌にダメージを与え、バリア機能と保水力の低下を引き起こすので、紫外線対策は徹底的に行なうべき。
紫外線というと夏のイメージがありますが、夏に限らず一年中降り注いでいます。そのため、普段から日焼け止めや化粧下地で対策し、肌のバリア機能、保水力低下を防ぎましょう。
生活習慣の改善
食生活や睡眠の質の向上といった生活習慣の改善も、毛穴の黒ずみ解消につながります。
脂質や糖質の多い食事は過剰な皮脂分泌を引き起こすとされ、食生活を見直すことで毛穴の詰まりを防ぐことができます。
また、睡眠中はターンオーバーが活性化するので、十分な睡眠時間を確保し、質の良い睡眠をとることが大事。
このほか、規則正しい生活を送ることでストレスの軽減になり、さらにターンオーバーを正常に整える効果も。
黒ずみでお困りの方は酵素洗顔がおすすめ
先ほども触れたように、洗顔方法を変えても毛穴の黒ずみが解消されないなど、黒ずみでお困りであれば、酵素洗顔がおすすめ。
ここでは、酵素洗顔のメリットとおすすめの商品をご紹介します。
酵素洗顔のメリット
毛穴の黒ずみの原因である角栓は、皮脂や古い角質が毛穴に詰まってできるとお伝えしました。角質の70%はたんぱく質で、一般的な石鹸などの界面活性剤は、皮脂を落とすことはできても角質を落とすことはできません。
一方、酵素には皮脂だけでなくたんぱく質を分解する働きも。つまり、酵素洗顔は、従来の洗顔では落としきれなかった角質や角栓も除去することができるのです。
ただし酵素洗顔で注意すべきは、洗顔後に乾燥しやすくなること、肌状態によっては刺激を感じる場合があることです。また、ほかの洗顔と同様、使いすぎると肌を守るための皮脂を落としすぎてしまうことがあります。使い始めのうちは、肌の状態を見ながら少しずつ始めるようにしましょう。
レグル クリアウォッシュパウダー〈酵素洗顔パウダー〉
レグルのクリアウォッシュパウダーは、酵素洗顔を始めたいけれど洗顔後の乾燥や刺激が不安な方、他の酵素洗顔を試してみたけれど乾燥、刺激が気になった方におすすめ。
おすすめの理由は、たっぷりの保湿成分と毛穴の黒ずみに有用なパパイン酵素が配合されていることと、香料や着色料など気になる成分が入っていないこと。
酵素洗顔は、角栓を落とす作用はあっても洗顔後に肌がつっぱったり乾燥したりする場合があります。
レグルのクリアウォッシュパウダーは、使う方のお肌のために、4種類の和漢エキス(保湿成分)を配合して洗顔後の乾燥を防ぎながら、パパイン酵素で毛穴に残った汚れや角質を取り除きます。
泡立ちが良く、キメ細かいモコモコの泡が簡単に作れることに加え、個包装なのでお出かけ先でも利用しやすく、何よりも毎回フレッシュな状態の泡で洗顔できるのもうれしいポイント。
また、香料や着色料の他、鉱物油、パラペン、アルコールやシリコン、石油系の界面活性剤は使用していません。
刺激を感じたり肌がつっぱったりと、酵素洗顔を使うのを躊躇する方も多いかと思いますが、レグルのクリアウォッシュパウダーは、パッチテストもクリアしている、お肌に優しい処方になっています。
おわりに
毛穴の黒ずみの原因とやりがちなNGケア、正しい洗顔方法をご紹介しました。
黒ずみは、過剰に分泌された皮脂と古い角質が毛穴に詰まってできた角栓が酸化して黒くなるのが一番の原因。
だからこそ、毛穴の黒ずみを解消するには、角栓を放置せず毎日正しい洗顔を行なって肌を清潔に保つことが大事です。
しかし、洗顔方法を見直しても、なかなか毛穴の黒ずみが解消できない場合も。
その場合は、酵素の力でたんぱく質と皮脂を分解できる酵素洗顔がおすすめです。
ただし酵素洗顔は、商品や肌質によって洗顔後に乾燥しやすくなったり、刺激を感じたりすることもあるので、保湿成分がたっぷり配合された低刺激のものを選ぶようにしましょう。
また、毛穴の黒ずみの解消には、食生活や生活習慣の改善と紫外線対策も重要です。酵素洗顔と一緒に取り入れて、さらなる毛穴美人を目指しましょう!

肌育Life by K-to.

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